2015年6月23日火曜日

【赤穂市】 ゆったりとした時の流れを楽しむ

赤穂市 ゆったりとした時の流れを楽しむ

福岡在住でしたが、長女が兵庫県西宮に嫁いだことが大きな要因で、2人が60才を過ぎた頃から真剣に老後の生活を考え始めました。長女の嫁ぎ先とも相談し、お互い比較的楽に行き来できるJR沿線が良いのではということになり、長女を訪ねた折に候補地を見て回りました。
年配になると、病院、買い物、駅が近いというのが理想になります。家を探す時も、駅から徒歩15分~20分範囲内で考えました。最終的に残ったのは2市でしたが、赤穂市は全てが駅を中心に近場に揃っているのと、比較的広い土地があったので決めました。家の脇には畑も作っていて、毎日1~2時間は畑に出ていますよ。孫が遊びに来るときも、虫が飛んでくる環境があるというのは良いと思います。何より無農薬野菜が食べられるのが一番ですね。ご近所も畑をしている方が多いので、野菜の作り方を教えてもらったりお裾分けをもらったり、本当に親切にしてもらっています。
観光で来た時には、まず駅から降りてみて、「町が綺麗。」と思いました。住んでも町が落ち着いていて静か、町並みも綺麗ですね。赤穂には大きなビルが少なく、星、月、空気が綺麗…。以前住んでいた所は交通量が激しかったので、赤穂は市内中心部でも車の量が少ないし本当に静かなまち。治安が良いのも安心して住むのに重要ですね。
移住後は、畑作業や孫の所に時々行ったり楽しく生活しています。天気の良い日には花岳寺やお城通りに自転車で行きますよ。妻は千種川沿いのサイクリングロードを通っていたことがありましたが、蟹が道を歩いていたり…、ここは山・海・川ありで良いところですね。市街地が平坦で自転車の移動が楽なのも助かっています。駅から15分のコンパスの中に、大概の必要な施設が入っており、年配になっても自立して生活できる町です。
近隣の皆さんは丁寧で、福岡から引っ越して1ヶ月ぐらいの時には郵便配達の方や宅配便の配達の方々から「ご不便は無いですか?」「慣れましたか?」と気遣ってもらっています。福岡にいるときはまず無かった経験で嬉しかったです。周囲には子育て世代も多く住み賑やかな場所ですが、近所の若いお母さんや、子どもさんたちも礼儀正しくて親切です。
赤穂市で戸惑ったのは、まちの人が何事につけゆったりしていること。福岡にいるときは「すぐに対処しますよ!」たったったっと物事が進むけれど、赤穂ではお店や銀行、役所などでもゆっくりゆっくり時間が流れていきます。それは、話し方にも現れていて「そうやね~」というように語尾を伸ばすんですね。独特な時間が流れていると思います(笑)また、関西人には当然かもしれませんが、敬語が使われないのに苦労するかも(笑)食物では玄界灘で取れた大きな魚を見慣れていたもので、瀬戸内の魚が小ぶりで驚きました。大振な魚が恋しくて、日生(赤穂市に隣接した岡山県の町)の海の駅まで買いに行ったり、明石や福井県まで足を伸ばしています。そんなことが出来るのも、日生までは車で30分、JR播州赤穂駅が近くにあり交通に困らないからですね。電車の本数が1時間にもう1本増えれば、通勤の方にももっと定住先として考えてもらえるのではないでしょうか。

2015年6月16日火曜日

【宍粟市】「晴耕雨読」の響きに誘われて

宍粟市 「晴耕雨読」の響きに誘われて

この土地に来て、はや18年・・・・。
広い土地と清らかな水の流れる我が家の庭先にやってくる野鳥や小動物の姿に癒される毎日です。
そんな中で、自然素材の純石けん(川にも流せる)を作り始めて10数年。失敗を重ねながらも工房を開くまでになりました。
体力がすべての山奥暮らし。少しでも若いうちに始められて良かったと思う今日この頃です。

【上郡町】「上郡町に移り住んで」

上郡町 「上郡町に移り住んで」

家と家の隙間が1メートルしかない東京の住宅地。アスファルトに覆われた道路は夜中も車が行き交い、夏は特有の蒸し暑さの中で暮らしていた。
十数年前、友人の住む地方で完熟トマトを食べ、その美味しさにびっくりした。本当の豊かさは採れたての野菜を食べられる暮らしではないかと痛感した。子供が育ち、仕事を辞めたら土や畑のある暮らしをしたいと願うようになつた。そして、東日本大震災。東京の交通は麻痺し、道路は車と歩く人で大渋滞。店頭から食品や水は消え失せた。
地方に移るのを早める決意をした。放射能汚染の少ない西日本で、標高が高く、水と空気がきれいで敷地内で自給自足の野菜を育てることができる畑がある家を探した。出会ったのが上郡の古民家。
リフォームして畑は手作りのボカシを使い、昔ながらの種から育てた農薬不使用の野菜を採ってすぐ料理できる。
近隣の方々も優しく、色々教えてくださる。鮎や筍など、美味しいものを頂くことも度々で、食いしん坊の我が家はその度に上郡に移ったことを喜んでいる。鹿よけの修理や公民館の草むしり等、地域の務めも自分が役にたっているかは疑問だが、楽しんでやれば面白い。
土や地域に根付く事を心がけ、楽しむ工夫をすれば都会では味わえない暮らしを満喫できる。最近は歩いてすぐの所に3反の畑も購入でき、念願のパン用小麦と大豆の自給自足を目指している。